iPhone Duo 対応アプリの作り方:開発者向けチェックリスト
iPhone Duo で何が変わるか、全画面表示に必要な SDK、Duo 専用設計として掲載される折りたたみ向け機能をまとめました。
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iPhone Duo は5.4インチの外側ディスプレイと7.6インチの内側ディスプレイを備え、iOS 27.1 を搭載して登場します。お使いのアプリは、すでにこの端末で動作します。このチェックリストでは、「動く」状態から「画面いっぱいに表示される」状態、さらに「折りたたみに最適化された」状態へ進むために必要なことをまとめます。
1. 最新の SDK で再ビルドする
内側ディスプレイでの見え方は、主に最後にビルドした SDK によって決まります。
- iOS 26 SDK 以前 — 内側ディスプレイでは従来のスマホ向けレイアウトのまま、黒い余白つきで中央に表示されます。
- iOS 27 SDK — 内側ディスプレイの大部分に広がり、右端のステータスバーを避けて表示されます。
- iOS 27.1 SDK 以降 — Apple が最適化済みとみなします。ディスプレイ全体を使用し、ツールバーとタブバーはステータスバーの下で縦向きに配置されます。
再ビルドするだけで、当ディレクトリでの分類は互換動作から画面対応済みに変わります。
2. 固定の画面サイズを前提にしない
折りたたみや展開によって、アプリを開いたままサイズが変わることがあります。Apple は開発者に、固定の画面サイズや向きを前提にしないよう求めています。具体的には次のとおりです。
- 起動時に一度だけ画面サイズを読み取るのではなく、サイズの変化に応答する
- 画像やメディアは切り取らず、再配置(リフロー)させる
- 画面の端に近い操作部品が、どちらのサイズでも適切か確認する
- サイズが変わっても状態(スクロール位置、選択、再生状況)を維持する
3. 折りたたみを前提に設計する
次の機能が、Duo 専用設計として掲載される条件になります。
- 折りたたみ時と展開時で異なるレイアウト — 外側ディスプレイではリスト、展開時はリストと詳細を並べて表示する、など。
- Split View — 内側ディスプレイで他のアプリと並べて使いやすいこと。
- 半開き状態への対応 — 内側ディスプレイの上下の面を別の役割に使う(上にコンテンツ、下に操作部品など)。
- 外側ディスプレイの活用 — 端末を閉じたときに、ひと目で確認できる専用の表示を用意する。
4. 利用者と当ディレクトリに知らせる
App Store には iPhone Duo 向けのバッジがないため、利用者は開発者の発信を頼りにしています。
- リリースノートに iPhone Duo への対応を記載し、何が変わるのかを具体的に書く
- App Store の掲載ページに iPhone Duo 用のスクリーンショットを登録する
- アプリを申請して、このディレクトリに掲載する。掲載は無料で、すべての申請を手作業で審査します。リリースノート、ブログ記事、App Store のスクリーンショットなど公開された情報源があると、より早く掲載できます。